
福祉用具情報システム(TAIS)に、LOVOTが登録されました
この度、公益財団法人テクノエイド協会が運営する福祉用具情報システム(TAIS:Technical Aids Information System、以下TAIS)にLOVOTが登録され、TAISコードを取得しました。
福祉用具情報システム(TAIS)登録の背景
「福祉用具情報システム(TAIS)」は、公益財団法人テクノエイド協会が運営する、国内の福祉用具製造事業者や輸入事業者から「企業」および「福祉用具(※1)」の情報を収集・発信するためのシステムです。
TAISは、全国の介護事業者や自治体、ケアマネジャーなどが適切な福祉用具を選定し、効果的に活用するための重要な情報源となっています。
2025年度の介護テクノロジー導入支援補助金では、TAIS に登録された製品が原則補助対象となる旨の記載があります(※2)。
本登録により、介護施設などがLOVOTを導入する際の費用負担の軽減や、補助金活用の促進が期待されます。
※1:介護テクノロジーを含む
※2:自治体による
LOVOTのTAIS登録情報
【名称】家族型ロボット「LOVOT(らぼっと)」
【TAISコード】02306 - 000001
【分類コード】[1]215400:認知症生活支援・認知症ケア支援機器
「認知症ケア」におけるLOVOTの役割
LOVOTは、言葉に頼らないノンバーバルなコミュニケーションを通じて、人と信頼関係を築くことができるロボットです。
その愛らしい見た目やふるまいが、高齢者の自発的な声かけや笑顔を引き出し、認知機能の低下を抑える効果が期待されています。
また、介護現場では、入居者同士やスタッフとのコミュニケーションを活性化させ、穏やかで前向きな雰囲気づくりに貢献しています。
こうした心理的なケアや「QOL(クオリティ・オブ・ライフ)」の向上は、「認知症ケア」において重要な役割を果たしています。
介護を必要とする方々とそのご家族、そして介護従事者の皆様の心に、LOVOTが寄り添う存在となれるよう、いっそうの普及に努めてまいります。







