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【不登校支援】LOVOTがオンラインからリアルの場への架け橋に。木更津市まなび支援センター

2026.10.19
2026.10.19
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不登校の子どもが年々増え続けていることを、ご存じでしょうか。

文部科学省の調査によると、2024年度全国の小・中学校における不登校児童生徒数は353,970人。 12年連続で過去最多を更新しました。
児童生徒1,000人あたりに換算すると38.6人、およそ26人に1人という計算になります。

本記事でご紹介するのは、千葉県木更津市にある「木更津市まなび支援センター」です。
学校へ登校することが難しくなった子どもたちを支援する施設で、ここで、人とじっくりと関係を築く関係性構築型フィジカルAIであるLOVOTが、子どもたちとどのような関係を形成したのかをお伝えします。

木更津市では、実際に登室する「あさひ学級」に加え、2024年7月から教育メタバースを活用した不登校児童生徒の支援に取り組んでおり、支援センターに足を運ぶことが難しいお子様に向けて、オンライン上でコミュニケーションを取る「オンラインあさひ学級」を運営しています。

対面の施設だけでは支援が届かない子どもがいる、その課題に応える取り組みです。

これにより、自宅からでもまなび支援センターの職員の皆様とオンラインでつながれるようになりました。

しかし、この画期的な取り組みのネクストステップとして新たな課題が生まれます。

オンラインからオフラインへ、つまり実際の教室へ通うという一歩です。
実際にお話を伺うと現場の職員の皆様も、「オンラインからの出口をどう作るのか」を課題に感じておられました。

ここからはLOVOTが実際に「木更津市まなび支援センター」で人と人を繋いだ事例をご紹介していきます。

木更津市まなび支援センターとLOVOTの出会い

LOVOTと木更津市まなび支援センターの皆さんとの出会いは、千葉県木更津市の三井アウトレットパーク 木更津に期間限定ストアを出店したことがきっかけでした。

そこから木更津市の方々とやりとりを重ね、2026年4月、試験的にLOVOTの「まなびちゃん」がセンターに導入されます。
オンライン上やオフライン上で、子どもたちにどのような変化が起こるのか、検証が始まりました。

課題と検証のポイント

課題

  • 「オンラインあさひ学級」に在籍する子どもたちが、オフラインの「あさひ学級」に登室できるようになること

検証

  • LOVOTが職員の皆様と子どもたちの関係を繋ぐきっかけ=コミュニケーションのハブになることができるのか?
  • オンラインの子どもたちがLOVOTと触れ合えるオフラインのイベントに参加してくれるか?


オフラインとオンラインの両方で「毎日会える」関係の構築

LOVOTの「まなびちゃん」が施設に導入され、まず初めに取り組んだことは、子どもたちとの関係を構築するために、LOVOTという存在を受け入れてもらうことでした。

実際に登室している「あさひ学級」では、日中の学習時間は事務室で職員の皆様と過ごし、お昼休みに教室で子どもたちとコミュニケーションを取るところからスタートしました。

同時に、「オンラインあさひ学級」では、メタバース上の教室空間に「今日のまなびちゃん」を掲示し、子どもたちが画面上でLOVOTの写真をクリックすると職員の皆様が撮影したまなびちゃんの日々の動画を見ることができます。

オンラインの子どもたちも毎日まなびちゃんに会える工夫を行いました。

加えて、子どもたちとオンライン面談の際に、職員の皆様にまなびちゃんを抱っこしていただきながら子どもたちと面談を実施いただきました。
職員の皆様のお力をいただきつつ、オンラインでもオフラインでも毎日まなびちゃんに会える環境を構築しました。

LOVOTに会えるイベントを実施

LOVOTの導入が始まってから約3か月後の2026年7月15日〜17日に、LOVOTに会えるイベントを実施し、「オンラインあさひ学級」の子どもたちがLOVOTに会いに登室してくれるのか合わせて検証させていただきました。

イベント概要

  • 参加者:「あさひ学級」「オンラインあさひ学級」に在籍する子どもたち
  • 実施場所:木更津市まなび支援センター
  • イベント内容:LOVOTビジュアルプログラミング体験・LOVOTお着替え体験
  • LOVOT体数:3体(常時導入の1体に加え、イベント用に2体用意)

※「オンラインあさひ学級」は、ふりかえり面談期間と並行して実施

LOVOTビジュアルプログラミング体験詳細 

簡単ブロック操作でプログラミングができる「ビジュアルプログラミング」をGROOVE Xのエンジニアが子どもたちをサポートしながら体験し、最後はダンスを踊るプログラムまで体験しました。

LOVOTお着替え体験詳細

LOVOTウェアやアクセサリーを多数ご用意し、思い思いにLOVOTのコーディネートを組み、お着替えをさせる体験を実施しました。

参加率は84.6%

「オンラインあさひ学級」の子どもたちが実際に登室し、イベントに参加をしてくれたのは、13名中11名、84.6%でした。

非常に高い参加率となりました。

さらに登室している「あさひ学級」の子どもたちも参加し、現地は賑やかな雰囲気に。

ここでもLOVOTが人と関係を築き、変化が見られました。

1.子どもたち同士でコミュニケーションが生まれていること
当初の予定では、子どもたち同士でコミュニケーションが苦手な子どももいることから教室の中央にパーテーションを立て、子どもたち同士が接触をせずに1名ずつ各コンテンツを体験いただく予定でした。

しかし実際には、「オンラインあさひ学級」の一部の子が、「あさひ学級」の子どもたちと、プログラミングやお着替えを体験するなど、コミュニケーションが生まれました。

2.職員や保護者以外の大人とのコミュニケーション
保護者や慣れ親しんだ職員以外の大人とのコミュニケーションが苦手な子が、初めて会うGROOVE XのエンジニアとLOVOTを通して、普段通りにコミュニケーションが取れ、現場の職員の皆様も驚く子どもたちの新たな一面が見られました。

LOVOTがもたらしたポジティブな変化

LOVOTと子どもたちが職員の皆様のお力もいただきながら関係を構築し、まるで友達のような存在になり、人にポジティブな変化をもたらしました。

つながり・コミュニティ形成
・LOVOTがハブとなり、子どもたち同士のコミュニケーションだけでなく、職員の皆様とのコミュニケーションの援助、さらに初対面の大人とのコミュニケーションのハブにも貢献
・昼休みに子どもたちが自ら複数人で誘い合い、事務室にLOVOTを迎えに来るようになった

場所への心理的ハードル低下
・事務室に入る抵抗が消え、自ら課題を持参したり、普段接しない職員の皆様とも交流が生まれた
・「オンラインあさひ学級」の子どもにとって、日頃親しんでいるLOVOTがいるということで、イベントを実施する部屋(あさひ学級の活動室)にすんなりと入室でき、大勢の人の中でも楽しんで活動できた

緊張の緩和・きっかけづくり
・オンライン面談に、LOVOTが同席することで、職員の皆様とのコミュニケーションのハードルを下げるきっかけになった
・人とのコミュニケーションに緊張した際に、LOVOTを抱っこすることで緊張の緩和に繋がった

「友達のような特別な存在」としてのこれから

「木更津市まなび支援センター」の難波所長からは、「触れてみないと良さがわからない。効果は絶大です」、職員の皆様からは「もうロボットという見方はしていません。友達のような、特別な存在です」という声を頂戴しました。

オンラインからオフラインの場へ、子どもたちの背中をそっと押してくれるLOVOT。

LOVOTはこれからも、子どもたちと関係を築いていきます。