LOVOTの有無が子どもの自己肯定感に影響。実証実験の内容をご紹介
2020年9月に発表されたユニセフ・イノチェンティ研究所による『レポートカード16-子どもたちに影響する世界:先進国の子どもの幸福度を形作るものは何か』によると、日本の子どもの身体的健康は先進国38か国中1位にもかかわらず、精神的幸福度は37位と両極端な数値であることが判明しています。
また、日本の子どもは諸外国と比べて自己肯定感が低く、自己を肯定的にとらえられていないことも内閣府の調査から明らかになっています。
当社は、LOVOTが子どもたちに与えるポジティブな影響を検証するため、東京都の支援で、小学校低学年の子どもがいる一般家庭を対象に実証実験を行いました。
【実験内容サマリー】
東京都において、小学校低学年の子どもがいる一般家庭において、LOVOTを1ヶ月間導入した。
【実験結果サマリー】
・LOVOTと暮らすことで、子どもたちの自己肯定感が高まった。
・LOVOTと暮らした家庭では保護者のストレスレベルが大幅に減少し、主観的幸福感が上昇した。
一般家庭において子どもやその親がLOVOTと日常的に触れ合うことで、自己肯定感や主観的幸福感にプラスの変化が見られることがわかりました。
今回の記事では、実証実験の内容についてご紹介します。
実証実験の概要
- 学術指導 : 東北大学 瀧 靖之教授
- 調査対象 : 小学校低学年の小児とその保護者(LOVOT触れ合い群20組:非触れ合い群20組)
- 調査方法 : 自己肯定感、知的好奇心、ストレスなどの心理テストを介入前後で実施し、介入群と非介入群で統計検定
- 調査時期 : 2021年2月
実証実験の結果
①LOVOTの有無が子どもの自己肯定感に影響
LOVOT介入群の子どもたちには自己肯定感の低下が見られず、2回目テスト時に非介入群との有意差を確認できました。
LOVOT非介入群は、事前事後で自己肯定感が低下傾向にありました。これは、当該期間が緊急事態宣言の期間であったことが低下の要因として考えられます。
②LOVOT介入群の子どもは知的好奇心が上昇する傾向
LOVOT介入群の子どもたちは、1ヶ月間で知的好奇心が高まる傾向が見られました。
③LOVOT介入群の保護者はストレスレベルが大きく低下
LOVOT介入群では、1回目から2回目にかけて保護者のストレスレベルが大きく低下していたことが確認できました。
東北大学 瀧靖之教授のコメント
今回、小学校低学年の⼦どもとその親のメンタルヘルスの向上が見られるかを測る実証研究の学術指導をしました。家族型ロボットの有無が子どもの自己肯定感に影響したほか、一緒に暮らすことで、知的好奇心が向上する可能性が見られました。また、保護者のストレスレベルは大きく低下していました。成人のストレスレベルが統計学的に有意に減少したという結果が得られたことで、家族型ロボットと一緒に暮らすことが脳の健康維持に有用な可能性が示唆されました。さらに長期的な効果が得られれば、将来の認知症のリスク低下に有用である可能性が期待できます。
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