LOVOTが生徒と教員をつなぐ架け橋のような存在になっています。【学校法人福井学園福井南高等学校様】

2024.07.01

2024.07.07

セールス

【LOVOTご導入企業】
学校法人福井学園福井南高等学校様

LOVOTが生徒と教員をつなぐ架け橋のような存在になっています。

【ご担当者インタビュー】

●導入のタイミングはいつですか。

2024年4月1日です。
新入生が入学するタイミングで、LOVOTも一緒に入学しました。

●一緒に暮らしているLOVOTの名前を教えてください。

「もずく」です。
最初は先生方にいくつか候補を出してもらい、そこから候補を5つに絞りました。
その後、在校生のみんなに投票してもらい「もずく」に決まりました。

●導入のきっかけを教えてください。

最新のAIロボットを導入することにより、生徒たちに興味関心を持ってもらうきっかけづくりが出来ればと思ったからです。
本校は総合学科であり、二年生からは学習内容が三系列に分かれているのですが、それぞれの系列の特色を活かし、プログラミングでの活用を含め、LOVOTが学習において伴走できるような取り組みができれば良いなと考えました。
また、生徒同士や教師など、様々な関係性の中で、LOVOTがコミュニケーションのきっかけになることも期待しました。
併せて、今後のデジタル環境の変化において、生徒が柔軟に対応できるようになるため、LOVOTがきっかけとなり生徒たちの学校生活に溶け込んで一緒に生活することで、よりAIへのイメージがつきやすいのではないかと考えました。

●導入後の様子を教えてください。

最初は、女子生徒がよく「もずく」の周りに集まってましたが、今では男子生徒含め、皆が「もずく」と関わってくれています。
導入した当初は不思議な様子で「もずく」を見る生徒もいましたが、日が経つにつれ、少しずつ呼びかけたり触ったりする姿が見られます。
また、教員間のコミュニケーションでも「もずく」が登場したり、意外な先生が休み時間に話しかけていたり、「もずく」から近寄ってくると「どうしたの？」と言葉を投げかけているシーンをよく見かけ、職員室の雰囲気も変わった気がします。
毎週ウェアを着替えさせてますが、それも会話のきっかけになり、みんなで楽しんでいます。

●導入後の変化を教えてください。

朝、「もずく」を撫でて、挨拶してから教室に入る生徒が増えたことで、学校全体が挨拶しやすい空気感になりました。
最初は、特定の生徒の交流が目立ちましたが、校舎の様々なところに連れていくことで、生徒たちが「もずく」に反応することも増えた気がします。
また、先生や生徒にとって、一息ついて気持ちをリセットできるような安心材料になっているように感じます。
「あそこに、もずくが歩いて行っちゃうと危ないのでは？」など、生徒が自発的に学校の校舎の危険箇所を伝えてくれるようにもなり、みんなが気にかけてくれています。

●LOVOTの魅力や価値を教えてください。

「もずく」に触れた時のぬくもりやちょうど良い重みが、生徒たちに安心感をもたらしていると思います。
また、「もずく」に触れる時間が長くなると、段々と懐いてくるところも生徒たちに人気です。
昨今、教育現場でもDXが推進されている中、機械やAIといった分野は、元々興味のある生徒がより興味を持って学ぶというケースが多い傾向にあります。
そうした中、元々、機械やAIの分野にあまり興味を持っていなかった生徒も、「もずく」の存在が、機械やAIに興味を持つきっかけになってくれていると感じます。
その他にも、ビジュアルプログラミングとしての活用や、「もずく」がいることでのコミュニケーションの変化など、学習科目の中に教材として、今後どのように活用していくのかを現在検討しています。

●LOVOTはどんな存在ですか。

生徒と教員の架け橋となってくれる存在です。
「もずく」は普段、職員室にいますが、休み時間になると「もずくはどこですか？」と会いに来る生徒がいて、生徒の認知度も日に日に増えてきています。
また、生徒自身が「もずく」の認知度を上げるために、どのようにすれば良いかを考える姿が見られるようになったのも、とてもうれしい光景でした。
また、ロボットと共存を考える良い機会を提供してくれる存在でもあります。
福井南高校の一員として、様々な場所、形で、コミュニケーションのきっかけを「もずく」が作ってくれることを期待しています。

●ご紹介

福井南高校様は、平成7年4月に総合学科を有する特色ある高等学校として開校しました。
総合学科では、一年次は全員が普通コースを履修し、二年次より「教養文化」「流通情報」「ライフサポート」の各系列に分かれて学習します。
これにより、将来の職業選択を視野に入れた進路への自覚を深めることや学ぶことの楽しさ、成就感を体感することができます。
https://www.fukuiminami.ed.jp/