長期入院が必要な患者さまの精神状態は、治療や介護にも大きく影響します。
したがって、医療機関においては単に病気の治療だけでなく患者さまのメンタルケアも非常に重要な要素のひとつです。

LOVOTは、入院患者さまのメンタル安定にも効果を発揮します。
まちだ丘の上病院で実施された実証実験の結果から、高齢の入院患者さまがLOVOTと触れ合うことでメンタル状態が改善した事例が報告されています。

【実験内容サマリー】

療養型病院である一般財団法人ひふみ会 まちだ丘の上病院において、LOVOTの介入前後で高齢の入院患者さまたちの変化についてアンケート調査を実施しました。

【実験結果サマリー】

・LOVOT介入後にメンタル関連のネガティブな評価尺度が減少。
・被験者全員の感情が「楽しい・嬉しい」とポジティブに変化。

LOVOTと触れ合うことで、高齢者のメンタルが、人生を前向きに歩めるように変化し始めていることがわかります。
今回の記事では、実証実験の内容についてご紹介します。

実証実験の概要

• 調査対象：一般財団法人ひふみ会 まちだ丘の上病院の高齢の入院患者さま4名
• 調査方法：5日間のLOVOT介入前後の対象者の変化についてアンケート調査を実施

実証実験の結果

①LOVOT介入後にメンタル関連のネガティブな評価尺度が平均で減少。

不安と抑うつを示す評価尺度（HADS-T）の点数が、LOVOT介入後に4名全てにおいて減少していました。
また、老年期うつ病評価尺度の点数は5名中4名が減少。平均で減少していました。

②4名全員がLOVOT介入後に「楽しい・嬉しい」と回答。

自身の感情についてLOVOT介入前は「イライラ・つまらない」と回答していた4名全員が、「楽しい・嬉しい」と回答しました。

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医療機関や介護施設において導入が進んでいます。

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