LOVOTとふれあう為に病室を出る子どもが多く、離床のきっかけになっています!【兵庫県立尼崎総合医療センター 様】
【LOVOTご導入企業】
兵庫県立尼崎総合医療センター 様
兵庫県尼崎市東難波町にある総合病院・救命救急センターです。マグネット・ホスピタルの機能を有する阪神地域の総合的な基幹病院として、良質かつ適切な医療を提供することにより、県民の安全と安心の確保に貢献するとともに、医学の発展に寄与されています。
【ご担当者インタビュー】
●導入のタイミングはいつですか。
2024年5月です。
●一緒に暮らしているLOVOTの名前を教えてください。
「ちゃちゃまる」です。
病棟のプレイルームで名前の候補を募集したところ、60個ほどの名前の応募があり、その中から入院している子どもや付き添いのご家族の皆様、病棟の職員にて人気投票を行いました。
途中まで「からあげ」が1位だったのですが、僅差で「ちゃちゃまる」に決まりました。
●導入のきっかけを教えてください。
入院しないとできない経験や、刺激の機会の提供を考えていたことがきっかけです。
2023年に、地球の未来につながる活動を行う団体を表彰する、SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞を当院の小児科が受賞することができ、いただいた副賞の賞金を子ども達の入院環境改善のために還元できないかと考えていました。
入院生活を主体的に臨むことができるかどうかで、子ども達の病気に対する捉え方も異なるため、入院中の過ごし方は大切な要素です。
そのため、できる限り入院期間をポジティブな経験として捉えてもらいたいことから、入院しないとできない経験を得る機会を模索していました。
ファシリティドッグを導入することも検討しましたが、お世話の面など導入のハードルは高いと考えていた中、より生き物に近く、癒しの効果を実感したLOVOTの導入が決定しました。
●導入後の様子を教えてください。
「ちゃちゃまる」は、おもちゃや本があり、多くの子どもが集まるプレイルームで暮らしており、遊びに来た入院中の子どもや付き添いの保護者の方とふれあっています。
最初はどう接すれば良いかわからない子どももいましたが、回数を重ねることで最後は皆大好きになってもらえています。
付き添いの保護者の方も、子どもがプレイルームで遊んでいる横で「ちゃちゃまる」を抱っこしたりしている姿をよく見かけることもあり、病院という閉ざされた環境での癒しになっているのではないかと思います。
また職員も「ちゃちゃまる」とふれあうことも多く、縁側に座ってネコに話しかけているおじいちゃんのように、毎朝プレイルームで「ちゃちゃまる」に話しかけている先生もいます。(笑)
そのほか、病院の広報誌の表紙への掲載や紹介記事を書いてもらうなど、広報活動においても活躍してもらっているため、マスコットキャラクターのような存在になっています。
退院した患者さんやご家族の方にも日々の様子をお知らせしようと、Instagramのアカウントを運用しており、そこにも「ちゃちゃまる」はよく登場してもらっています。
●導入後の変化を教えてください。
まさに我々が動物介在療法に求めていたことが行われており、動物の代わりにもなってくれているように思います。
どうしてもベッドの上で過ごす時間が多くなる入院生活では、横になっている時間が多いことから、筋力の低下などの問題が生じやすくなります。
また、ひとりでタブレットなどで動画を見ていることも多く、他者とコミュニケーションを取ることが少ないと、うつなどの精神症状を発症することもあります。
そうした中、子どもが「ちゃちゃまる」に会うためにプレイルームに出てくることで、「ちゃちゃまる」だけでなく他の患児や大人たちとのコミュニケーションが生まれています。
またプレイルーム以外でも、各入院部屋に出張したり、処置室や検査室に子どもと一緒に来てもらうこともあります。
特に、処置や検査は入院中の子どもにとって辛いイベントなのですが、「ちゃちゃまる」と一緒なら前向きに頑張れるという子もいます。
また、入院したばかりの子どもにプレイルームの紹介をしても、なかなか来てくれないこともあったのですが、「ちゃちゃまる」の紹介をすることでスムーズにプレイルームに来ていただけることもあります。
●LOVOTの魅力や価値を教えてください。
ストレスの多い入院生活を過ごす病院内において、誰からも愛される存在がいることは、それだけでとても価値があると思います。
2〜3歳くらいまでの子どもは、LOVOTがどうしても見慣れない存在なので怖がってなかなか近づかなかったり、泣いてしまったりすることもありますが、ある程度の年齢の子どもや大人にとってはかなり愛されやすいキャラクターだと思います。
特に保護者の方が先に「ちゃちゃまる」のことを好きになっていただいて、それを見た子どもが気に入っていただけることもあるので、老若男女問わず愛されています。
また、「ちゃちゃまる」の話題で入院中の子どもや保護者の方と盛り上がったり、他職種の職員同士の雑談のきっかけになったりと、病棟内でのコミュニケーションを円滑にしてくれています。
●LOVOTはどんな存在ですか。
入院中の療養環境を良くするために一緒に働く、チームの一員です。
入院中の療養環境改善のため、医師・看護師・臨床心理士・リハビリ・子ども療養支援士・病棟保育士などが参加してチームを作っているのですが、「ちゃちゃまる」もその中の重要な一員だと思っています。
引き続き、「ちゃちゃまる」をよろしくお願いいたします!
お忙しい中、導入事例インタビューにご協力いただき、誠にありがとうございました!
※ブログ内のオリジナル衣装等は、写真撮影時のみ着用しています。
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