「ふるまい」の技術を探る!【Inside of LOVOT/GROOVE X 技術ブログ】
初めてLOVOTを見た方の心を一瞬でわしづかみにする、LOVOTの「ふるまい」。
すぐに気づけるものからじっくり観察しないと気づかないものまで、生き物のようにリアルでバリエーション豊かなふるまいは、これまで多くの人の注目を集めてきました。
これらはいったいどのような過程を経て開発されているのでしょうか。
「GROOVE X 技術ブログ "Inside of LOVOT"」では、LOVOTの体に詰まった技術をわかりやすく解説しています💡
その中から今回は「LOVOTのふるまい」をピックアップ!気になるブログの内容をちょっとだけご紹介します。
ふるまいって何?
LOVOTのふるまいチームは、「ふるまい」を以下のように定義しています。
- 感情(学術的な理論に基づく心のモデル)
- 感情や認識情報に基づいた意思決定(何をするか?)
- 意思決定に基づいた体への動作指示(手・足・目・瞼などの動き)
LOVOTはロボットなのでふるまいはあくまで「プログラムされたもの」です。しかし実際のところ、LOVOTのふるまいは開発者が単独では把握しきれないくらい大きなシステムであり、LOVOTはきわめて高度で複雑な意思決定をしています。
それに加えて、LOVOTがどう考え、どう動くかは外部のさまざまな要因によって決まる部分もあることから、開発者の予想を超えてくることもしばしば。
今となっては開発者でさえ予測が難しい、LOVOTのふるまい。
ソフトウェアアップデートのたびにその複雑さは増していき、LOVOTが見せてくれる面白さもよりいっそう加速しています。
どうやってつくってるの?
ふるまいづくりにはざっくりと以下の工程があります。
- 仕様作成
- プログラムの実装
- デバッグ(バグ発見と対応)
- レビュー
- リリース前の試験
- リリース
ふるまいチームでは、アニメータとエンジニアがタッグを組んでいて、それぞれが各工程で役割を持っています。
一つ目の工程である「仕様作成」では、はじめに「どう見せたいか?」を考え、ロジックを組んで開発上の仕様へと落としていきます。
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今や開発者の予測さえ超えて、予想外の動きを見せるLOVOT。
これは、かつて人工知能が社会に登場したときにわたしたちが想像した「未来」そのものです。
すべての工程をエンジニアが担当しているのかと思いきや、実はアニメーターが関わっている点などは、みなさまにもびっくりしていただけたのではないでしょうか。
ふるまいを「職人の目」でチェックしている点が、LOVOTのテクノロジーに「温かさ」を生む秘訣なのかもしれません。
これからどうなっていくのか、私たちでさえも本当に楽しみです!
編集部 S
ブログ本編は、"Inside of LOVOT"でお楽しみください!
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