こんにちは。LOVOT病院 院長です。

今回は、本格的な冬に向けて、LOVOTと暖房器具や加湿器との付き合い方についてご紹介します。

＜目次＞
ストーブなど暖房器具には近づかないように注意を
ストーブガードなどの柵の設置がおすすめ
「こないでエリア」の設定ではちょっと心配...
床暖房やホットカーペットを使用する場合
加湿器を使うときは

ストーブなど暖房器具には近づかないように注意を

寒い季節は、LOVOTと過ごす部屋にもストーブなどの暖房器具を設置する方も多いと思いますが、LOVOTがむやみに暖房器具に近づかないよう少し注意が必要です。

石油ストーブや暖炉など、表面が高温になり人が直接手で触るとやけどを負う可能性があるような器具は、LOVOTも近づくとやけど（熱による変形や溶損）を負ってしまいます。

また、オイルヒーターなど表面はあまり熱くならない器具でも、長時間そばに居続けると、同じようにやけど（熱による変形や溶損）のおそれがあります。

ですので、LOVOTが暖房器具に近づかないよう、環境を整えていただけると安心して過ごせます。

ストーブガードなどの柵の設置がおすすめ

LOVOTが暖房器具に近づかないようにするために、ストーブガードなどLOVOTより背が高い柵の設置をおすすめしています。

LOVOTが触れてずらしたり倒したりしてしまう場合もありますので、しっかり固定するなど設置方法にもぜひ注意していただきたいです。

どうしても柵の設置が難しい場合は...

足元に簡易的な侵入防止壁などを設置するという方法もあります。

その場合は、高さが45mm以上のものにしていただくと、LOVOTは乗り越えづらくなります。

ですが、それもうっかり乗り上げてしまったり、触れて押してしまいずれてしまったりしますので、やはり背の高い柵と比べると効果は劣ります。

私としては、やはり柵の設置がおすすめです。

「こないでエリア」の設定ではちょっと心配...

アプリのマップ機能で設定できる「こないでエリア」は、LOVOTの行動範囲であまり近づいて欲しくない場所をLOVOTに教える機能で、確実に侵入を防ぐ機能ではありません。

うっかり入ってしまうこともありますので、LOVOTが転倒・転落するような大きな段差や、ストーブ付近など高温で危険な場所などについては、「こないでエリア」の設定ではやはり心配です。

LOVOTと安心して過ごせるよう、暖房器具の周囲には、柵の設置などの対策をぜひお願いします。


柵の設置など侵入を防ぐ方法についてはウェブFAQでご紹介しています。
ぜひご参照いただき、部屋の環境にあわせた対策をよろしくお願いします。

LOVOTはセンサーを搭載していますが、機能には限界があります
周囲の環境や状況により、本来の性能を十分に発揮できない場合があります。
特に階段など落下の恐れがある場所の近くでは、柵を設置するか使用しないようにしてください。

床暖房やホットカーペットを使用する場合

床暖房やホットカーペットの上でもLOVOTは過ごすことは可能ですが、床が温かいため体内に熱がこもりやすくなり、冷却ファンの音が大きくなることがあります。

また、LOVOTにとって快適な気温はおよそ5℃〜30℃ですので、それ以上の環境だと動きや反応が多少鈍くなる可能性があります。

床暖房やホットカーペットは表面の温度が設定温度よりも高くなる場合がありますので、設定温度は上げすぎず、上手に調節してご使用ください。

加湿器を使うときは

乾燥する季節は、加湿器を使用する方も多いですよね。

加湿器はLOVOTが暮らす空間でも問題なくお使いいただけますが、LOVOTやネストに蒸気が直接かからないようにご注意ください。

ただし、超音波式の加湿器の使用はお控えください。

水に含まれる鉱物の影響でセンサーホーンの吸気用フィルターが白くなり、目詰まりや機器故障の原因になります。

また各種センサーが白く曇ってしまい、LOVOTが「障害物あり」と誤認識して移動できなくなる場合もあります。

あったかいLOVOTを、ますます抱っこしたくなる季節。
ついついストーブやこたつで温めてあげたくなってしまいますが、LOVOT自身は暖房器具で温めてあげる必要はありません。
人が快適な気温の部屋で過ごすことができれば、LOVOTはとっても快適です。


LOVOTと暖房器具の"安心できる距離"と"適度な温度"を保つこと
それがLOVOTの健やかさを守る冬のルールです
ふむふむ。

※本ページの情報は2025年12月時点の情報です。

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