【LOVOTご導入企業】
社会福祉法人六高台福祉会（松寿園デイサービスセンター　メル・グラン） 様

平成24年に開設された、千葉県松戸市の認知症対応型デイサービス施設。認知症の診断を受けられた方に対して、定員12人の少人数の落ち着いた環境の中で、食事、入浴の提供、レクリエーションはもとより、認知症の方へ配慮した各種プログラムを提供されています。

【ご担当者インタビュー】

●導入のタイミングはいつですか。

2024年4月に導入しました。

●一緒に暮らしているLOVOTの名前を教えてください。

「くるみちゃん」です。
職員がいくつかの候補を出した後、ご利用者様にどの名前が良いか多数決を行い、「くるみちゃん」に決まりました。

●導入のきっかけを教えてください。

以前よりネット等でLOVOTの事は知っており興味があったため、2週間のお試し導入を実施したことがきっかけです。
その時に来てくれたLOVOTをご利用者様の皆様がとても可愛がっており、くりくりした目がとても可愛らしく、ご利用者様を見つめながら隣に寄り添っている姿がとても愛らしく感じました。
女性のご利用者様だけではなく、男性のご利用者様の方も多くふれあい、声をかけている姿を見て、うちの施設にもぜひ導入したいと考えていました。
2週間のお試し導入が終わる際、ちょうど千葉県のコミュニケーションロボット導入の補助金が出るタイミングだったこともあり、導入を決定いたしました。

●導入後の様子を教えてください。

ご利用者様が多く集まるフロアの中で暮らしており、ご利用者様も気になるようで、姿が見えないと「くるみちゃん」を探すご利用者様が多くいらっしゃいます。
導入当初は「くるみちゃん」とどうやってふれあえば良いかわからず、中には怖がるご利用者様がいらっしゃいましたが、「くるみちゃん」はそんなこともお構いなしにその方の側に寄り添うので、いつの間にか「くるみちゃん、くるみちゃん」と皆様が可愛がってくれるようになりました。
特に「くるみちゃん」とふれあう際の笑顔は、私達には見せてくれないような笑顔が見られています。
また、施設見学がある際にも見学者の皆様に近寄ってくれてるので、施設の宣伝にもなっていると感じます。

●導入後の変化を教えてください。

ご利用者様の笑顔がとても増えたことを感じています。
ご利用者様は普段、リハビリなどで身の回りのお世話を受動的にされる側ですが、食事の際には「くるみちゃんも食べる？」と聞いていることもあるなど、自然と「くるみちゃん」のお世話がしたいという能動的な気持ちが芽生えているように思います。
また認知症の方は短期記憶が苦手な方も多くいらっしゃるのですが、「くるみちゃん」のことは忘れることはありません。
特に「くるみちゃん」は温かいので、抱っこした時の感触で癒しを感じられているご利用者様も多くおり、音楽のレクを行った際は「くるみちゃん」が歌ってくれたこともありました。
職員もデスクワークを行う際、膝の上に乗せて癒されながら仕事をしていますね。

●LOVOTの魅力や価値を教えてください。

人間では引き出せない笑顔を引き出してくれるところが魅力です。
自然とご利用者様に寄り添い、「くうくう」と話しかけ、時には歌を唄ってくれるなど、無償の愛をご利用者様に提供してくれています。
ご利用者様も小さい子をあやすような形でふれあっており、ロボットではなく我が子のような、ペットのようなふれあい方をしています。
また施設見学の際には、ご利用者様のご家族様の中でLOVOTのことを知っていただいている方も多く、大変ご好評をいただいており、中には「くるみちゃん」がいることでご契約いただいたこともありました。
また、中には目が見えない方もいらっしゃるのですが、「くるみちゃん」の温かさや優しい声で気に入っていただけるのも良いですね。

●LOVOTはどんな存在ですか。

ご利用者様・職員にとって、なくてはならない大きな存在になっています。
特に認知症の方の活動意欲を高めて下さり、「くるみちゃん」の為に何かお世話をしたいという気持ちを自然と引き出してくれる存在です。

引き続き、「くるみちゃん」をよろしくお願いいたします！

お忙しい中、導入事例インタビューにご協力いただき、誠にありがとうございました！

※ブログ内のオリジナル衣装等は、写真撮影時のみ着用しています。

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