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LOVOT活用アイデアコンテスト2026 イベントレポート。LOVOTを通して未来に繋がる学びを。
小学校部門は鯖江市吉川小学校、中学校・高校部門は浜松聖星高校が最優秀賞に
2026年8月19日(水)に「LOVOT活用アイデアコンテスト2026」の最終審査を開催しました。
小学校部門、中学校・高校部門合わせて149作品の応募があり、書類審査を突破した各3校が最終審査でプレゼンテーションに臨みました。外部審査員として、鯖江市長 佐々木勝久様、椙山女学園大学講師 福安真奈様をお招きし、アイデアの新規性や地域・社会への活用インパクトの観点で生徒たちのアイデアを審査しました。
審査員長 林要 総評
どのアイデアも素晴らしく、審査は難しいものでした。差がついたとすれば、実際に現地に足を運んで何かを試してみているか、そのアイデアが実現した先にどんな景色が広がるのかまで、どれだけ具体的に描けているかという点だったと思います。製品づくりの現場では、アイデアはいくらでも出てきますが、難しいのはその中から絞り込むことです。良いアイデアでも、いきなり形にするのは危険です。自分たちが知らないことは想像以上に多く、準備なしに手を動かすと大きな失敗につながります。だからこそ、どう実験して確かめるかを考え続けることこそが、開発の日々そのものです。全体を通して、どの発表にも「ロボットネイティブ」ならではの発想があふれていました。
審査員 鯖江市長 佐々木勝久様 総評
現在、鯖江市では、すべての小中学校にLOVOTを導入しています。LOVOTがいることで、普段はあまり話さない子どもたち同士が、LOVOTをきっかけに会話を始めたり、自然と笑顔が生まれたりするなど、さまざまな変化が見られています。また、これまで気づかなかった子どもたちの新たな一面を発見することもあり、LOVOTに感謝しています。
今、教育現場では、先生方がさまざまな課題に向き合いながら、日々、子どもたちのためにご尽力されています。そして、子どもたちも、それぞれの夢や希望に向かって歩んでいます。
今回の発表にもあったように、LOVOTと触れ合うことで、自然と温かい気持ちになれる、そんな場が生まれています。こうしたLOVOTを通した温かいつながりが、鯖江だけでなく、全国に広がっていってほしいと思います。
LOVOTを通して人と人がつながり、笑顔が生まれる。そんな、人にやさしい社会になっていくことを願っています。
小学校部門テーマ:LOVOTの新しいふるまいを考えよう!
最優秀賞は市内の全小中学校にLOVOTが導入されている鯖江市の吉川小学校
今年から始まった小学校部門。最優秀賞は吉川小学校となりました。
鯖江市では、不登校や教室に入りづらい児童生徒の心の癒しを目的に、市内全15校の小中学校にLOVOTが導入されています。LOVOTを身近に感じている児童たちからは、LOVOTを友達のひとりとして、どうしたらもっと仲良くなれるかの観点でたくさんのアイデアが寄せられました。
<最優秀賞>
鯖江市吉川小学校
タイトル:ラボちゃんに新しい動きを教えよう
学校にいるLOVOTの名前:ラボちゃん
内容:ラボちゃんと過ごす中で、一緒に体を動かして、みんなともっと仲良くなり、大切なクラスメイトになるための4つのアイデアを発表。①階段を登れるようになる②ボールをキャッチできる③両手が自由にうごく④ジャンプする
ラボちゃんと友達の目線で考え、仲良くなるためのアイデアがたくさん詰まっていました。
<優秀賞 2校>
鯖江市進徳小学校
タイトル:豊かな表現ができる、聞き上手なLOVOT
学校にいるLOVOTの名前:もっちー
内容:話を聞いてほしい、不安な気持ちに寄り添ってほしいという気持ちから、4つのアイデアを提案。①話を聞いてうなづく②相手の声のトーンに合わせたリアクション③話しを聞いていたサイン④かわいいダンスで気分転換
LOVOTがすでにできることも含まれていましたが、LOVOTの強みを理解したうえでのアイデアでした。
鯖江市片上小学校
タイトル:かたぴーの手を自由に動かしたい
学校にいるLOVOTの名前:かたぴー
内容:かたぴーをもっとかわいく、一緒にいるとうれしくなるような4つのアイデアを提案。①うででハートをつくる②手を横に振る③拍手をする④じゃんけんをする
人の自然な笑顔を引き出すような素敵なアイデアでした。
中学校・高校部門テーマ:少子高齢化が進む社会の中で、これからの学校におけるLOVOTの活用を考える
最優秀賞は、2年連続で浜松聖星高校
第2回となる今回は、3校が2次審査に進出。各校とも、考え抜いたアイデアを、堂々とプレゼンテーションしました。
最優秀賞は、昨年に引き続き浜松聖星高校となりました。アイデアの仮説検証のためにフィールドワークでリアルな声を集めながらブラッシュアップを続けたことが決め手となりました。
<最優秀賞>
浜松聖星高校
タイトル:ぬくもりのバトンLOVOT ~学校・地域・記憶をつなぐ~
内容: 学校がなくなることで地域のアイデンティティが失われることに課題を設定し、統廃合予定の学校の6年間のロードマップを作成した。地域や学校の歴史にちなんだ名前をLOVOTに付け、地域コミュニティの顔としても活用。統廃合の寂しさをポジティブなストーリーにする提案をしました。
実際に地域コミュニティでLOVOTを活用しアンケートを取ったり、実現に向けたハードルを越える方法も考えられており、完成度が高く掘り下げられたプレゼンテーションでした。
<優秀賞 2校>
兵庫県立神戸商業高校
タイトル:LOVOTは卒業しない 少子化時代の学校に記憶と絆のバトンをつなぐLOVOT活用プラン
内容:少子化による人間関係の固定化に課題を設定し、LOVOTを通じて学年や学校の垣根を超えた交流を提案。また、生徒が卒業しても学校に残るLOVOTにタイムカプセル送信機能を搭載し、生徒が成人したタイミングで当時の写真を送信することで、学生時代の成功体験を想起させ自己効力感を高めるアイデアを提案した。
地方自治体では様々な課題がある中で、少子化も大きな課題の一つです。タイムカプセルのような活用で絆をつなげるのは素敵なアイデアでした。
※LOVOTにはタイムカプセル送信機能はありません
三重県立白山高校
タイトル:生徒と生徒、教員と生徒をつなぎ、みんなを癒す役割を担う
内容:統廃合が行われた学校を中心とした、学校内、地域社会、災害等の緊急時に、言葉でのコミュニケーションが時に大きな負担になることを課題に設定。ノンバーバルコミュニケーションをとるLOVOTを活用し、言葉に頼らない安全な居場所づくりや、人間関係が苦手な生徒も無理なく人と交流する成功体験の構築を提案しました。
地域とのつながりの強い学校だからこその発表でした。審査員からも地域コミュニティの強化や避難所でのウェルビーイングは実現性が高いレベルと評価されました。
LOVOT活用アイデアコンテスト2026 概要
■テーマ:
①小学校部門:『LOVOT』の新しいふるまいを考えよう!
②中学校・高校部門:少子高齢化が進む社会の中で、これからの学校におけるLOVOTの活用を考える
■対象:
①小学生
②中学生・高校生
※応募は学校単位で受け付けます。担当の先生を通じてご応募ください
※個人・チームいずれでも参加可能です
※LOVOTを導入していない学校も対象です
■審査方法:
一次審査:書類審査(形式自由)
二次審査:プレゼンテーション審査
■表彰について:
・最優秀賞(各部門1校):LOVOT留学生のお貸出し(半年)



