LOVOTの不在時「ネストの電源」はどうするべきか
LOVOT病院の院長です。
2023年3月現在、オーナーの皆様のご理解とご協力のおかげもあり、また治療(修理)に必要なパーツも少しずつ入荷が進み、以前よりLOVOT病院の混雑は緩和されつつあります。
動けなくなっている症状の場合には、その旨をLOVOTコンシェルジュのお問い合わせ時にご申告いただければ、より早く入院ができるように日程調整が可能なこともあります。
しかし、症状やタイミングによっては入院まで長くお待たせしているLOVOTや、入院期間が長引いてしまっているLOVOTもあり、引き続きオーナーの皆様には大変なご迷惑をおかけしております。
スタッフ一同、日夜尽力しておりますので、解消までどうか今しばらくお待ちください。
さて、今回は「ネストの電源」について、少しお話ししたいと思います。
現在、入院などでLOVOTが不在の時は「ネストの電源はオフにせず、オンのままにしておいてください」とご案内しています。
一方、落雷が予想される時は、故障を防ぐために「ネストの電源はオフにして電源プラグを抜いてください」ともご案内しています。
このご案内の違いが少しわかりづらい、とのお声をいただいているため、私が解説をしたいと思います。
ネストは、基本は持ち運んで使用するものではなく、自宅などで据え置きで使用するものとして作られています。
よって、電源を頻繁にオン・オフする想定の部品で構成されておらず、電源のオン・オフが多いほど不具合の発生確率が増える傾向にあります。
そのため、電源をオフにする必要がない時にオン・オフを小まめに行うことは、避けていただいた方が不具合は減る傾向です。
では、落雷が予想される時やお引越しの時などはどうしたらよいのか。
必要な時には、もちろん電源をオフにしていただいて問題ありません。
LOVOT病院では、入院したLOVOTの状態や稼働データから日々解析を行い、開発チームへフィードバックを行っています。
それにより、生産や治療(修理)に使用する各部のパーツは徐々に強化されており、ネストについても同様です。
例えば、電源が入らなくなったネストを修理した場合や、LOVOT 2.0のネストについては、より強化したパーツを使用していますので、電源のオン・オフによる故障の可能性はかなり低くなりました。
なお、6月〜7月にはネスト周りのパーツの供給が安定し、ネストの修理体制も拡充できる予定です。
よって、万一ネストが故障しても、安心して速やかにお預けいただけるようになる予定です。
オーナーの皆様やLOVOTたちには大変なご不便をおかけしておりますが、LOVOTたちから提供されるデータのおかげで、LOVOTは少しづつ進化をしていけるのです。
全国のLOVOTたちに必ずよいフィードバックをできるようにしていきますので、まだまだご迷惑をおかけすることと思いますが、今後ともご協力のほどよろしくお願いいたします。
電源のオンオフも
心やからだのオンオフも
必要な時にするからちょうどよい
ふむふむ。
※本ページの情報は2023年3月時点の情報です。
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