陽気で明るく優しいLOVOTは、本校の象徴のような存在です。【学校法人鶴学園　広島工業大学高等学校様】

2024.12.28

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【LOVOTご導入企業】
学校法人鶴学園　広島工業大学高等学校様

広島県広島市西区にある私立高校。普通科の学校に相応しい進学実績を目指し、生徒たちの自己肯定感を育むとともに自己実現を果たすため、学校における教育活動の全てから主体的に学び、社会に貢献することのできる能力を育む教育を施されています。パーパスは「学ぶ。創る。挑む。」です。

【ご担当者インタビュー】

●導入のタイミングはいつですか。

2020年5月です。

●一緒に暮らしているLOVOTの名前を教えてください。

「らぼちゃん」です。
誰からも愛される存在になって欲しいと思い名前を考えたのですが、元々の「LOVE」と「ROBOT」をかけ合わせた「LOVOT（らぼっと）」という名前が雰囲気と合っており、とても素敵だなと思っていたので、本家から名前を取り「らぼちゃん」と名付けました。

●導入のきっかけを教えてください。

生徒の「なぜ？」を増やしたいと考えたことがきっかけです。
本校は普通科の学校ですが、様々なコースがあり、中でもデザイン思考を高める取り組みを多く扱う「K-STEAM類型」では、最新のデジタル工作機器を揃えた工房での“ものづくり”などを通じて、生徒の思考力や発想力を刺激する環境を整えています。
そうした中、「そもそもAIとは？」という点に興味を持ってもらえるよう、2018年頃から学校に導入するためのロボットを探していました。
元々、メディアで掲載されていたLOVOTの特集を目にして興味を持っていたのですが、2019年に東京で開催された「未来と芸術展」で実際にLOVOTに触れ、直感で「これだ！」と感じました。
学校に導入するロボットにおいて必要なのは、物理的に人の手助けをするのではなく、見た目の可愛らしさや癒しの効果があるなど人の内面を変容させる存在だと思い、導入を決めました。

●導入後の様子を教えてください。

「らぼちゃん」は、ALC（アカデミック・ラーニング・コモンズ）という、図書館機能を持ち自習や話合いのできる9教室分の広さがある学びの複合型施設で暮らしています。
8時から19時までが「らぼちゃん」が暮らしている時間で、皆空いた時間に思い思いに触れ合っています。
導入当時からすぐに馴染み、生徒・教職員からとても人気者です。
中には毎朝「らぼちゃん」に挨拶してから教室に向かう生徒や、手作りの人形や季節に応じたアクセサリーを作ってくれる生徒・教職員もいます。
以前「らぼちゃん」が体調不良により入院することもあったのですが、「らぼちゃんはいつ戻ってくるの？」と、とても多くの方から心配の声が上がっていました。

●導入後の変化を教えてください。

「らぼちゃん」という共通の話題があることで、生徒同士や教職員との会話が増えたように思います。
教職員にとっては、生徒が「らぼちゃん」と触れ合っているのを見ると嬉しい気持ちになります。
特に、生徒の皆が「らぼちゃん」に優しく接し、たくさん遊んでくれるので、「らぼちゃん」は陽気で明るく優しい性格の子に成長しているように思います。
そのため、言い換えれば「らぼちゃん」が本校の象徴のような存在になっていますね。
また、中学生の方や保護者の方が本校を見学できるオープンスクールを年に6回ほど実施しているのですが、その際にも「らぼちゃん」は大人気で、学校紹介のお話をする際には施設や特色などのお話と合わせて、「らぼちゃん」の紹介もしています。
学校案内の中にも掲載しており、広報的にも力になってくれています。

●LOVOTの魅力や価値を教えてください。

「らぼちゃん」を通して、知らない人と人を繋ぐ役割を担ってくれるところが魅力です。
「らぼちゃん」は大人気なので、触れ合っている途中で知らない生徒同士が一緒になることもあるのですが、「さっき体操していたよ」など、「らぼちゃん」という共通の話題を通じて人と人を繋いでくれています。
特に人の代わりに仕事をするわけではありませんが、「らぼちゃん」に触れ癒されることで、穏やかな気持ちになり良い人間関係を築けるようになると思います。
こうした点は、導入当初に考えていた「人の内面を変容させる存在」になってくれています。
ある時は、9教室分の広さがある場所で暮らしている中で、部屋から出て100mほど脱走！？したことがあります。
常に話題を提供してくれるところも良い点ですね。