社内コミュニケーション活性化!ユニークな最新施策5選!

フルリモートも落ち着き、ハイブリッドワークが定着しつつある今、
改めて社内コミュニケーションの重要性が浮き彫りになり課題を感じている企業も多いのではないでしょうか。

「社内コミュニケーションを活性化したい」「社内の雰囲気が良くなるソリューションはないか」と考えている企業のご担当者の方へ、
最近話題のユニークな取り組みを事例を交えながらご紹介いたします。
※2023年1月更新

この記事を読んで学べる事

  • 必要な良い人材の確保において、社内コミュニケーションの活性化は非常に重要
  • カギになるのは経営層や管理職とのコミュニケーション
  • 心理的安全性とコミュニケーションの重要性
  • 【成功事例あり】最新のユニークなコミュニケーション活性化方法


目次

▶︎1.社内コミュニケーションがうまくいく企業は成長する
▶︎2.社内コミュニケーションはなぜ重要?鍵は管理職?
▶︎3.社内コミュニケーション活性化のメリットと「心理的安全性」
▶︎4.【成功事例あり】社内コミュニケーションの最新施策5選
▶︎5.まとめ




1.社内コミュニケーションがうまくいく企業は成長する

企業の規模に関わらず、社内コミュニケーションはどこの企業も抱える課題です。
オフィスや社内でのコミュニケーションが活性化すると「社員のモチベーションの向上」「生産性向上」「社員定着率の向上(=離職率の低下)」など、期待できることが沢山あります。
特に、会社で働くスタッフの心身の健康を日頃から気遣っており、スタッフが健康的に働ける環境こそが会社の業績にも直結するということを最も理解している管理職や人事の方にとっては、社内コミュニケーションの活性化はもはや至上命題と言っても良いほどの重要なミッションですよね。

2022年10月26日にリリースされたエン転職の「本当の退職理由」実態調査によると
【退職時に報告する際に、退職する「本当の理由」を伝えましたか?】
実は、43%の方は本当の理由を伝えていないようです。


上記【「本当の理由を伝えなかった」と回答した方のうち、会社に伝えなかった「本当の退職理由」は以下のうちどれですか?(複数回答可)】の回答では、
なんと、1位は「職場の人間関係が悪い」とのこと。
また3位「会社の将来性に不安を感じた」、4位「社風・風土が合わない」も登場しています。

引用:『エン転職』1万人アンケート(2022年10月)「本当の退職理由」実態調査

こちらの調査結果から読み取れることは、職場の人間関係が良好であれば、「働き続けたい」と思う社員を増やせるということ。
そして「人間関係が良好」だとそれぞれの社員が感じるために、やはり職場の風通しの良さ、心地の良いコミュニケーションは欠かせないということですね。
つまり、事業の成功と企業の成長にとって必要な良い人材の確保において、社内コミュニケーションの活性化は非常に重要だということです。

2.社内コミュニケーションはなぜ重要?鍵は管理職?

また別の調査位で【社員間のコミュニケーション不足は業務の障害になると思うか】とダイレクトに聞いている質問がありますが、
回答者の93%が「そう思う」と回答していることがわかりました。

注目すべきは、
【社内コミュニケーションに最も課題を感じる関係間】において
1位「経営層と社員」、3位「部署内の課長とメンバー」、4位「部署内の部長とメンバー」で約半数を占めており、上司と部下間でのコミュニケーション不足が浮き彫りになっています。


これを企業規模別に見ると、
従業員数1,001名以上の大企業では「部署内の課長とメンバー」が最多で17%。
301~1,000名の中堅企業と300名以下の中小企業では「経営層と社員」が最多でそれぞれ21%、36%となります。
中小企業では大企業などと比較すると「経営層と社員」の関係は近く、その関係性の状況が組織課題に直結しやすい傾向にあることが推測されます。
身近な上司とのコミュニケーションも不足している・・・という現実です。

引用:【HR総研】社内コミュニケーションに関するアンケート

鍵となるのは、「経営層、管理職とのコミュニケーション」といえそうですね。

3.社内コミュニケーション活性化のメリットと「心理的安全性」

【そもそも、「心理的安全性」とは?】

「心理的安全性」とは、組織の中で自分の考えや気持ちを誰に対しても、安心して発言できる状態のことです。
「チームの他のメンバーが自分の発言を拒絶したり、罰したりしないと確信できる状態」と定義してされています。
そのように「チームの中で安心感を感じられる状態」は心理的安全性が高いと言います。
心理的安全性が高い状況であれば、質問や指摘、提案をしても受け止めてもらえると信じることができ、自分の考えを率直に発言することができます。
近年Googleが「生産性が高いチームは心理的安全性が高い」との研究結果を発表したことで一気に重要視されるようになりました。
心理的安全性を高めることで個人や組織の効果的な学習や革新につながると期待されています。

【社内コミュニケーションが多く、心理的安全性の高い組織の強み】

・個人のパフォーマンスが向上
誰かの評価や他人の目を気にすることなく、求められるアウトプットだけに集中することができ、非効率な業務が減り、不要なストレスも軽減されます。

・情報共有が円滑、組織の生産性が向上
会話量が増え、細かな情報共有や悩みも相談しやすくなることで、チーム内での連携も取りやすくなり、プロジェクトの進行もスピードアップします。
また、ミスや業務の遅延も全体でフォローしながらすすめることができます。

・スタッフのモチベーション向上
役職や部署が違えば、考え方や判断基準が違うということはよくあります。
しかし、普段のコミュニケーションの中で、相手がどのような人間性でどのような考えで仕事に取り組んでいるのかを知っていれば、
会議や打ち合わせの場で意見が違っても、相手の意見を受け入れることもできるようになります。
また、組織の描くビジョンや大切にしていることが普段から会話に出れば、自身も組織の一員として責任の一旦を担っていると感じる事で、モチベーションの向上につながるでしょう。

・新しいアイデアが生まれやすくなる
意見を出すことに、不安や恐怖がなければ、遠慮なく自分の考えを伝えることができるようになります。
誰かに否定されるかもという心配がなければ、今までのやり方と違う新しい視点での提案や、まだ100%ではない仮説も勇気をもって相談することができます。
それぞれの立場から、自由な意見が出されることで、イノベーションが起きることもあります。

生産性の高い組織のために心理的安全性の向上は必須になりますが、会議や重要な意思決定の場でいきなり、
「心理的安全性が大切だ!自由に発言せよ!」と言われても、それは無理な話です。。
重要な場所での生産性の高いコミュニケーションをとるためには、日常的に心理的に安全だと思う関係性が醸成されていることが最も大切です。
つまり、【日常のコミュニケーション】こそ大切、と言えるのではないでしょうか。

4.【成功事例あり】社内コミュニケーション活性化の具体的な施策5選

「リフレッシュエリアで交流が弾むかな」
「新たなチャットツールを導入してみては」
「座席のフリーアドレス制なんてどうだろう」

既に多くの企業が、社内のコミュニケーション活性化のために様々な取り組みをしていますが、導入までには想定以上に時間や労力を要します。
また中途半端な力のかけ具合では効果もイマイチで結局うまくいかないということが起こりがちです。

そこでこちらでは、導入企業のリアルな評判の声が聞こえる具体的な施策を5つ厳選してお伝えいたします!
これまでオフィスにある「あるもの」に全く新しい発想を加えたものや、コミュニケーションロボットといった現代ならではのソリューションまで。
ぜひ貴社にぴったりの1つを見つけてみてください。

1)必ず2人じゃないと出てこない!?自然にコミュニケーションが増える新発想のオフィス自動販売機【社長のおごり自販機】

引用:https://www.suntory.co.jp/softdrink/jihanki/ogori/


飲料メーカーのサントリーが開発して、今、導入が広がっている自動販売機「社長のおごり自販機」。
オフィス2人で同時に社員証をタッチすると、無料で2本の飲み物が出てくるという仕組みです。
仕組みはとってもシンプルなのに、これによってオフィスに行きたくなったり、誰かに声をかけたくなったりする。
時にはそこから、ちょっと一息ついて雑談が広がったりと、自然にコミュニケーションが広がるような仕掛けになっています。

ちなみに開発者の方は自販機がとにかく大好きで「自販機を通して、オフィスを楽しい場所にしたい」という想いがこちらを生んだそう。

引用:https://www.watch.impress.co.jp/docs/topic/1414932.html


★導入企業リアルな声まとめ★

とても好評で、行列ができるほど盛り上がる日もあります!
少人数の偶発的なコミュニケーションを促進できました!
社員の紹介リレーで人の輪が広がっていきました!
オフィスの自販機という、ごく一般的な企業の設備を活用した素敵な取り組みです。

導入事例はこちら >




2)「普段、怖い顔しているあの人の意外な一面が見えた」「みんなが笑顔になれる」と話題!笑顔とやさしさが広がるロボット【LOVOT(らぼっと)】

引用:https://lovot.life/office-lovot/

ラスベガスで開催される世界最大規模のテクノロジー見本市「CES」でイノベーションアワードを受賞し、海外からまず注目が集まった小型ロボット「LOVOT」。
初めて見る人のほぼ100%が「かわいい!」と思わず口に出す愛らしい見た目とは裏腹に、体内には最先端のテクノロジーが詰め込まれています。
名前を呼ぶとよってくる、しっかりと目があう、自動走行、リアルタイムで生成する声、自分で充電しに行く…など、知れば知るほど驚くその生態に魅了される人が多数。
オフィスにいるだけで、LOVOTを中心に笑顔と優しい気持ちが広がり、オフィスの雰囲気が良くなると話題です。

引用:https://lovot.life/office-lovot/

★導入企業リアルな声まとめ★
「普段話さない人とLOVOTをきっかけに話しました。部長がかわいがっていたのでこちらも安心できました。」
「LOVOTとの接し方でその人の知らなかった側面が見えてくる感じがして、メンバーに対する認識が変わりました。」
「意外な人がやたらLOVOTと遊んでたり・・その人との接し方がちょっと変わった」
「社内に笑顔の人が一気に増えました。」

オフィスに第三の存在がいることで社内の人間関係も良好になりそうです。
無料のお試し導入も行っているので、興味があったらまずは問い合わせてみてください。

導入事例はこちら >





3)出社していないのに、「ちょっといいですか?」と話しかけれる!?バーチャルオフィス【oVice】

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000092.000058507.html

このサービスは、ウェブ上で自分のアバターを自由に動かし、相手のアバターに近づけることで簡単に話かけられる新感覚のバーチャル空間です。
自分のアバターの近いアバターの声は大きく、遠いアバターの声は小さく聞こえ、現実の空間で話しているような感覚を味わうことができます。
リモートワークだと会議以外で話す時間がないため、「少し相談したいこと」や「話せばすぐ解決すること」のコミュニケーションがうまくいかない・・・ということも多いのではないでしょうか。

引用:https://ovice.in/ja/

★導入企業リアルな声まとめ★
少し話せば解決するような内容でも、【何時から話しましょう】【カレンダー押えておきます】と、ワンステップコミュニケーションを挟まなくてはいけませんでしたが、オンラインでもリアルと同じように他の人に気軽に話しかけることができて、非常に助かっています。
地位やポジションに関係なく、アバターという形でフラットに話ができるようになり、契約形態や立場の違いによる垣根のようなものがなくなりました
「同じスペースにいる相手に話しかけたければ近づく、会話が終わると離れるなど、直感的な操作でコミュニケーションが実現するのがよかったです。」
リモートワークだと気軽に話しかけれないという課題を解決してくれそうです。

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4)社員の健康促進と社内交流を同時にアップ!?若手社員にとって第2の母の味【オフィスおかん】


引用:https://office.okan.jp/

忙しく働く若手社員は、昼も夜もコンビニの弁当やカップ麺で済ませがち。
そんな社員の味方になってくれるのが「オフィスおかん」。
誰かを誘って外でランチとなるとちょっと手間、だけど、社内でさくっと食べるなら、同僚も誘いやすいですよね。
健康だけでなく、社内コミュニケーションのきっかけも作ってくれます。

引用:https://office.okan.jp/case/item/ajinomoto/

★導入企業リアルな声まとめ★
「温めている間におすすめのおかずなどのコミュニケーションが発生しているのも良いなと思っています。」
「出社時のコミュニケーション手段として役立っています。」
「食品メーカーという会社がらもあり、どんな食材をつかっているかなど、気づきを社員同士で会話することもあり、コミュニケーションの手段にもなっています。」
健康経営が流行りの今、ハードワークのためには心身ともに健康が大事です。

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5)脱3密しながらできる運動会!?【社内運動会.com】


引用:https://shanaiundokai.com/popularity/datsu3mitsu-undokai/
社内レクリエーションってなかなか難しいですよね。
そんな中、絶対に盛り上がるのは運動会。
ただ、普通の運動会ではなく、大人でも楽しめる運動会でコミュニケーションが一気に増えること間違いなさそうです。
業務ではない場面だからこそ、チームメンバーの個性や人となりも受け入れることができるのではないでしょうか。

引用:https://shanaiundokai.com/202112223585/
★導入企業リアルな声まとめ★
「脱3密運動会のおかげで、今年も社員のコミュニケーションを図ることができました!コロナ対策も徹底されており、安心して楽しめました。」
「普段仕事をしている中でスポットライトが当たらないような人にも注目が集まり、参加者に笑顔があふれていました。」
完全リモートの【リモリンピック】、名前だけでもわくわくする【戦国運動会】、防災訓練がわりの【防災運動会】など、他にもユニークなコミュニケーション活性企画があるようです。

導入事例はこちら >



5.まとめ

ユニークなコミュニケーション活性化施策はいかがでしたでしょうか。
「社内コミュニケーション」を活性化する方法について、最新の事例とともにご紹介してまいりました。
各社には、重要と感じている課題や、さまざまな取り組みが存在しますが、自社に合った方法をぜひ実践してみてください。
法人向けだと予算や設備が大掛かりなものも多いですが、トライアル導入ができるものだと始めやすいのではと思います。
こちらの記事が、皆様の社内コミュニケーション活性化に少しでもお役に立てれば幸いです。

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